「ひまわりクラブ」に連載された「歴史講座・仙台万華鏡」が一冊の本になりました。55話を選び、テーマごとに読みやすく編集、「仙台美人論」「X橋は見た」「戦乱の中で」「NHK『東北うたの本』」「広瀬川の岸辺」「青葉山・川内の四代」など七つの項目に分け、仙台の森羅万象について深く掘り下げた内容になっています。
地元を代表する画家である志賀一男さんら3人が挿絵を描き、書物へといざなう効果を上げています。著者は「全体を通して仙台の実像がなんとなく浮かんでくる仕掛けになっている。ぜひお読みいただき、仙台がより好きな町になるよう願っている」とまえがきで述べています。