地名は知っていた〈下〉 七ヶ浜〜山元 津波被災地を歩く

宮城県地名研究会会長 太宰 幸子

 古くから語り継がれてきた地名は私達に津波の恐ろしさを教えてくれていた。
 「大船沢」は津波で大きな船が流されて来たのでオオブナサワ、「舟河原」は舟が打ち上げられて来たのでフナガワラ、「越路」はここを津波が越えなかったからコエズ―など被災地には津波に関わる地名が残されている。
 著者はこれらの地名を大切に守り次世代に伝えたいと語る。掲載地名は上下巻あわせて140カ所。
◆四六 判
◆224 ページ
2013年01月07日発売
880円(税込)  注文数
その他関連商品
  • みちのくお伽草子 東北の昔話と艶笑譚
  • ごっつぉうさん 伝えたい宮城の郷土食
  • 460字の風景 夕刊コラムが映す被災地の今
  • 河北選書 みやぎのアイヌ語地名
  • 表現者たちの「3.11」震災後の芸術を語る
  • 東北の芸術家たち −人生・仕事を語る
  • 原発漂流 福島第1事故10年
  • 戦争のころ 仙台、宮城
  • みやぎ木の花散歩みち
  • みやぎ防災ガイド2023
  • 奥羽の義 戊辰150年
  • 津波被災前・後の記録 宮城・岩手・福島 航空写真集